この機能により、PDFの平面図を2Dビューにオーバーレイ表示することができます。この機能を使用するには、以下の手順を踏んでください。

管理者の画面には、モデルページのサブページとして、フロア設定があります。

この記事では、以下のトピックについて説明します：

PDFを下地として挿入するフロアごとにPDF平面図が必要です。

2Dモデルとすべてのモデルが見えるようにビューを設定します。

フロア設定は、モデルページのサブページです。

​重要：左側のナビゲーションメニューにフロア設定が表示されていない場合は、修正するアクセス権がありません。プロジェクト管理者に相談し設定するか、そのアクセス権を得てください。

フロア設定に移動します。

ここでPDFの平面図と2Dビューの位置合わせを行います。フロアごとに1回ずつ行う必要があります。

デフォルトでは、オーバービュー（画面左）に1つの建物が表示されます。これにはインポートしたIFCのレベルも含まれます。

後に表示されたとき、わかりやすい名前を建物に付けておきます。

各IFCレベルはフロアに表示されます。ここで名前と高さを設定できます。

"追加オプションを表示 "をクリックすると表示する図面を設定できます。

図面の追加をクリックします。

ダイアログが開いたら、格納したドキュメントフォルダの中から、該当のフロアのみのPDF図面を選択します。

「このドキュメントを追加」をクリックすると、位置合わせのダイアログが表示されます。

ここで図面とモデルを重ね合わせます。

建物はあらかじめ選択されているので、図面を合わせるフロアを選択します。

選択したPDF図面とフロアが画面に表示されるはずです。

マーカーAとBで重ね合わせの基準を決めます。

図面とモデルとで、同じ位置にマーカーを打つ必要があるため。2つの通り芯の交点を選択するのがベストです。

ドラッグ＆ドロップでマーカーを配置します。図面をスクロールしてズームすることもできます。

マーカー配置後、「次のページ：結果を確認する」をクリックします。

マーカーの配置後、承認ダイアログが開きます。

ここで重ね合わせの位置がズレていないか確認することができます。

「前のページ：オーバーレイの配置」をクリックすることで、いつでも変更可能です。

位置合わせに満足したら、「承認する」をクリックして確定します。

これにより、フロア設定に戻り、次のフロアを設定することができます。

図面の配置もこのダイアログで変更できます。

これですべての設定が完了し、日常業務で使用することができます。

建物設定の処理が完了したら、ページを更新してください。

モデルビューで2Dビューを開くと、建物を選択するオプションがあります。

先ほど名前を付けた建物を選択します。

PDFのオーバーレイが表示されます。

フロア設定は常に最新リビジョンの図面を表示します。